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ボデガス・ピガー オレンジ 2019

参考価格(税込): 5,390
古くから使われているアンフォラを使用し、30日間のマセラシオン、圧搾後、アンフォラにて9か月熟成。無清澄、無濾過、全てにおいて亜硫酸無添加。



ラベルに使用されているはシードラゴン。ワインの色と同じ色(オレンジ)で非常に入手が困難な動物である点と、彼らにとって希少な葡萄品種タルダナのワインであることを掛け合わせて、ラベルに使用。



少し濁りのある明るめのアンバーカラー。柑橘類、黄桃、プロポリス、白い花、ほのかなアロマティックなアロマ。ストーンフルーツや柑橘類などの完熟したフルーツとボリュームのある果実味。熟成も見込めます。

ボデガス・ピガー

BODEGAS Pigar / ボデガス・ピガーは、1952年に、現当主 Juan Piqueras / ホアン・ピケラスの祖父が、ガルシア家と協力し、葡萄の栽培に取り掛かったのが始まりです。ピケラス家とガルシア家、二つの家族の名前を合わせてピガーと命名しました。


バレンシアはスペイン最大の港であり、スペイン第3の大きな都市になりますが、ワイン造りを見ると“バルクワイン”が主流の地域となる為、加工された安価な赤ワインと白ワインが集まる地域でもあります。そういった大手ワイナリーが多く生存する地域で、彼らは祖父の世代から、主にカヴァに使われる葡萄を栽培してきました。



ホアンは、当時、同じバレンシアにあるトラディショナルなワイナリーBodega Manzaneque / ボデガ・マンサネケでワインメーカーとして働いていましたが、そこでの任期を終え、家族のワイナリーに集中することを決めました。
大きなワイナリーが多く存在するこの土地で、ホアンとパートナーであるSusana López / スサナ・ロペスは2014年に村へ戻った際、彼らが所有する単一畑の可能性に気付きました。また、樹齢65~110年の古く、放置された葡萄畑と、忘れかけられている従来の葡萄品種の復活を目標にかかげました。そして、その土地によくある従来型のワインとは違い、独自の個性と先祖代々の知識と経験、持続可能性に基づいて、職人のこだわりを持ち、伝統、自然、家族を重んじて、その土地の可能性を信じ、夢を持って、彼らの代から新しいワイン造りに取り掛かりました。2014年からプロジェクトは進められ、2016年がワイン造りの最初の年となります。

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